がくさんの旅のはなし

一人ぼっちで友達を作りながら旅するはなし。

【メキシコシティ】闘牛って残酷なんだね...

マイアミからメキシコシティに上陸!!!

メキシコにはロデオ、サッカー、プロレス...いろんなエンターテイメントがあるんだけど、その中でも見たかったのが闘牛!!

でも闘牛って意外と残酷らしくて、会場では動物愛護団体が反対運動とかしてました。

スペインではだんだん廃止されていってるらしい!

今のうちに見ておきたかったので、今回は闘牛のお話をしましょう!

 

 さてー闘牛場に向かいましょう!

闘牛場はサッカースタジアムのすぐ横!

クラブアメリカって名門チームの本拠地のすぐ横にあります。

 

メキシコシティの中心地からは遠いので地下鉄を利用しましょう!

メトロ・サン・アントニオを降りたら、人の流れに沿っていけばつきます!

闘牛観戦者が多いので、迷うことはないと思います。

チケットはすごい並んでいたり、安い席は売り切れてしまうので、早めに行って買った方がいいみたいです。

それを知らなかったので、僕らはダフ屋のおっちゃんから買いました。

値段は90(=¥540)ペソのとこ、140ペソで買いました。

140(=¥840)ペソでも日本円で1000円以下!!って安い!!

f:id:Gaku-san-07:20160518141032j:plain

闘技場の周りには闘牛のオブジェクトがたくさん!!

f:id:Gaku-san-07:20160518141035j:plain

f:id:Gaku-san-07:20160518141038j:plain

チケットのバーコードをピッってやって入場です!!

f:id:Gaku-san-07:20160518141042j:plain

休日ってこともあって会場は超満員!!

f:id:Gaku-san-07:20160518141045j:plain

今回 闘技を行うマタドールたちが入場してきます。

ちなみにこの地面の文字は葉っぱで書かれています。

f:id:Gaku-san-07:20160518141049j:plain

この防具をつけた馬に乗っている人がピカドール!

その前にいる人がバンデリジェーロっていわれる人たち!

マタドールにもランクがあるのです。

f:id:Gaku-san-07:20160518141052j:plain

闘技場に敷き詰めていた文字を掃除して、水をまいて...

 

闘牛開始!!!!!!

f:id:Gaku-san-07:20160518141056j:plain

まずは3人がかりで、ピンクの布をひらひらさせてとにかく走らせます。

f:id:Gaku-san-07:20160518141101j:plain

右隅に写ってるけど、日本の球場みたいに、物売りがたくさん来ます。

f:id:Gaku-san-07:20160518141104j:plain

とにかく走らせて体力を奪ってから、ピカドールの登場です。

ピカドールは防具をつけた馬に乗って、上から槍を突き刺します。

しかし!まだここでは殺しません。

f:id:Gaku-san-07:20160518141108j:plain

牛も痛いのでものすごい力で馬を押し返します。

馬も負けないように踏ん張るので見ごたえがありますf:id:Gaku-san-07:20160518141129j:plain

突き刺したら、下に写っているバンデリジェーロがひらひらさせて気を引く間に馬は場外へ逃げます。

次に登場するのはバンデリジェーロ

バンデリジェーロは両手に短剣を持って背中に突き刺します。

1頭の闘牛に対して3人バンデリジェーロが短剣を2本ずつ突き刺します。

f:id:Gaku-san-07:20160518141111j:plain

まだ殺しません。

短剣を突き刺した後は,またバンデリジェーロの3人が広がって、ぐるぐる走らせます。

そして登場するのがマタドール!!

僕らがパッとイメージする闘牛士はこのマタドールのことだと思います。

f:id:Gaku-san-07:20160518141132j:plain

真っ赤な布を持つのはこのマタドールだけ!

バンデリジェーロたちはピンクの布をヒラヒラさせます。

マタドールは赤い布と上半身を動かしてかわします。足は全く動かしません!

ギリギリのところをヒラヒラしてかわすと会場からは"オレ!!!"と歓声が響きます。

何回か連続で交わしたししながら、ついに決戦です!!!

f:id:Gaku-san-07:20160518141135j:plain

これを繰り返し、マタドールは観客にとどめを刺していいか同意を求めます。

同意が得られると、ヒラヒラさせて走ってきた闘牛をギリギリかわして、剣を突き刺します。

しかしまだ牛は生きています。

ここから力尽きるまで場内をひたすら走らせます。

数分間走ると牛は力尽きて自ら地面に座り込んでしまいます。

f:id:Gaku-san-07:20160518141115j:plain

もちろん剣を何本も刺し続けるのも十分残酷なんだけど、自分で諦めて座り込むまで走らせる。”自分で”ってところがなんとも歯がゆい...

f:id:Gaku-san-07:20160518141118j:plain

地面に座って、ゼェゼェ言ったら、別の闘牛士が出てきて、短剣で首を刺して一撃で楽しさせてあげます。

f:id:Gaku-san-07:20160518141122j:plain

命が尽きたら馬によって引きずられます。

必死に長い時間戦った牛ほど場内を引きずってあげるらしいです。

f:id:Gaku-san-07:20160518141125j:plain

上手なマタドールにはスタンディングで拍手が送られます。

f:id:Gaku-san-07:20160524184828j:plain

拍手が多いと場内を観客席に沿って一周します。

その時に帽子を投げ込むと、投げて返してくれるみたいです。

f:id:Gaku-san-07:20160524184824j:plain

ちなみに1日で3~4グループが行うので4頭の牛と戦います。

f:id:Gaku-san-07:20160518141138j:plain

闘牛が残酷なのは見ての通りですが、闘牛士がかわすたびに興奮してる自分もいて複雑な気持ちです。

一思いに殺してやらないところと、自分で力尽きるまで戦わせるところに惨さを感じました。

でも貴重な経験なので見れてよかったです。